江戸時代には、コンビニはあったし、ろ過済みの水も売られていた!
時間に余裕ができたので、以前から興味のあった歴史本を紐解いてみました。
特に江戸時代に興味があり、酒飲みで有名な杉浦日向子さんの「江戸塾」を拝見。
お店で水を買う習慣が身についたのはここ10年前後かもしれません。
30年ほど前、たしかに水をビンやペットボトルで販売はされていたけど、誰が買うんだろうかくらいにしか見ていなかったと思う。
江戸時代はどうだったか?
既に瓶(かめ)単位で水を買っていたみたい。
時代劇で良く目にするように長屋には井戸があるけど、江戸の井戸は鉄分を含むためそのまま柄杓で汲んで飲めなかったようだ。
でどうしたかというと、
実際には「ろ過」して、さらに「煮沸」しなければならなかったようだ。
だから、処理済みの瓶単位の水が販売されていたというわけ。
江尾時代にはコンビニも存在していた!
当時は“参勤交代”という制度があり、武家の男性が江戸に多く集まっていました。
また、農家の二男三男は田畑はもらえないので、仕事を求めて江戸に集まってきていました。
そのため、江戸の男女比は2:1で圧倒的に独身男性が多かった。
食事はどうするか、当然屋台産業が発達しますね。
お惣菜屋もでき、1人分や3人分など人数にあわせて無駄なく買えるお店ができていたみたい。現在のコンビニですね。
ついでに、江戸時代にはインスタント味噌汁もすでにありました。
ねぎと出汁が練りこんであって、一食ずつ玉になりお湯を注いで使っていたようです。現在のインスタント味噌汁と同じですね。
江戸時代は鎖国時代でもありますが、ウオッカもロシア周りで日本に持ち込まれていたようなので、本当の江戸時代は我々のイメージする時代とはずいぶん違ったようです。