これ以上、頑張れない。就職氷河期世代のおぞましい現実!
正社員になりたくてもなれない彼女たちの存在を、
どれくらいの方が知っているだろう。
バブルが弾けた1990年代
日本経済は悪化の一途、未曽有の就職困難時期を迎えました。
「就職氷河期」と言われています。
現在40代前後の人たちです。
会社が新規採用を見送ったり、新人の募集人員を大幅縮小した時期で、大学を出て働こうにも仕事はなかった時期です。
大学を出たあと、非正規の社員やアルバイトで食いつないでいても、
生活するのが精いっぱいで、将来像は描けません。
ニュースでは非正規で図書司書に就いている女性が登場します。
「これ以上、私頑張れない」
重たい言葉です。
230万円の年収だった年収が、更に半分となったとあります。
生活保護を受けたほうが、金額は多くなる計算になります。
2018年、国の税収は過去最高です。
大手会社の利益も相変わらず好調のようです。
でも、「就職氷河期」世代の人たちのほとんどは、その恩恵を受ける事はありません。
忘れ去られています。
正規にならず一歩踏み外すと、リカバリーするのは困難な国になってしまいしました。