セミリタイアして思った事・気づいた事

2019年、54才でセミリタイア。人生を考えたり、四季の移ろいで感じた事を綴っていきます。

8万時間!定年までの労働時間と定年後の自由時間は等しい

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60才定年まで働くと残りの人生は8万時間。

定年までの会社勤めの時間も等しく8万時間です。

あなたは、

定年後に自分の意思で使える時間が多いことに喜びを覚えますか?

それとも、

残された時間が短いと嘆きますか?

 

受け取り方一つ

前向きに捉え、人生を楽しむ工夫を考えた方がよさそうですね。

 

【きじ】

  

人生後半は8万時間

社会に出た年齢も、残業時間も人それぞれですが、

ざっくりと計算してみます。

面白い数字が見えてきます。

 

・定年まで働く時間は8万時間

大学を22才で卒業して60才まで働くと定年まで38

60-22=38

1年間の土日祝日は平均120日ですので働く日数は245

365-120=245

18時間、残業を毎日1時間とすると定年まで8万時間

9×245×38=83,7908万時間

 

・定年後の自由時間も8万時間

睡眠時間8時間、食事3回で3時間、お風呂などその他の時間を12時間とすると

1日のうち自由に使える時間は11時間

24(8+3+2)=11時間

寿命ですが、男性の平均寿命は81才、女性は87才(2018年)です。

男性について定年後の自由時間は

11×365×21=84,3158万時間

(女性は10万時間にもなります)

 

定年まで会社で働いていた時間と定年後のセカンドステージの自由に使える時間は等しく8万時間

これまで会社で働いていた時間と同じ時間を自由にできるという事。

8万時間ではピント来ない方、

年数に直すと9年間を意味します。

 

10か月で退屈になるよ

60才で定年を迎え、毎日が日曜日になります。

朝起きた時から、時間の配分は思いのまま。

・夫婦で旅行しよう

・趣味の読書三昧

・そば打ち道場へ入門

思う存分自由を謳歌したいですよね。

 

定年前にいろいろ計画を立ててみたけど、現実は定年後の時間を持て余す事になっている人が多いようです。

・図書館へなにげなく通い

・公園で目的もなくぶらぶら散策

・時々カフェで時間つぶし

残念ながら、このような人が多いです。

 

イギリスの「Skipton Building Society」が約800名の定年退社者にアンケートを行った結果、定年後10か月で多くが退屈を感じたという報告がされています。

https://en-park.net/books/8359

やはり、定年前に50才頃からワークライフバランスに基づいた定年後の人生を真剣に考える必要がありますね。

定年という一大エベントによる急激な環境の変化でもソフトランディングできる計画を立てる必要がありそうです。

例えば、

・学び直す

・働き続ける

・趣味に生きる

・災害ボランティアで貢献

・地域活動に参加

など、人生最後の瞬間に“楽しく生きた!満足”と思える日々を送れるよう、

定年後の時間の使い方をよく考える事がよさそうです。

 

60年の人生を振り返りその経験をブログでシェア発信したり、

経験を紹介できそうになければ、

定年後の毎日を簡単な文書にして発信するのも楽しいと思います。

広告収入も入るようになるかもしれません。

 

ネットショップなどインターネットを使えばいろんな情報発信ができ、小遣い程度の収入源ができ、楽しくなるかもしれません。

 

ファイナンシャルアカデミーの「定年後設計スクール体験学習会」  

自分ルールを作ってみる

ボッと定年を迎えてしまって、生きがいが見つからない人は、最後の手段として「自分ルール」を作ってはいかがでしょう。

・週23回トレーニングジムに通う

・週1回はプールに通う

・毎日1時間ウォーキングする

大切な事は定期的に時間の縛りを決める事です。

私は早期退職後、週2回のジム通いを「自分ルール」にしました。

今は習慣になっていますし、挨拶できる知り合いもできました。

 

 

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