新型コロナの”市中感染”は6%以上?PCR検査の遅れが感染拡大を招いているよね!
「緊急事態宣言」が発令されて2週間以上たつが、その効果は限定的で正直がっかりしている。
ここにきて、営業自粛を行わない「パチンコ店」が感染源になっていると報道がされているようだ。
多くの人が、既に感染しているんだと思う。
【もくじ】
6%以上の人が既に感染しているはず
この記事では、発熱や肺炎症状など新型コロナの症状のない、入院前や手術予定者でPCR検査を行ったところ、6%の感染率を確認したとある。
単純化すると、
病院の外の街中(慶応大学周辺)での感染率は6%、100人に6人はいるという事になる。
この6%は無症状の人だから、軽度の症状以上の人でPCR検査を受けられない、受けたくない人もいるだろうから、6%以上の人が新型コロナに感染している事になる。
新型コロナの感染の広がり
(下記参照)
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200126-00160384/
新型コロナの周辺への感染拡大について調べると、その感染の勢いはインフルエンザより弱いようだ。
1名の感染者から最大2.5名に感染すると推測されている。
でも、
クラスター感染が発生している事から、密集した部屋ではほぼ全員に感染すると言えそう(阪神の藤波選手の食事会に参加した人のほとんどが感染している)。
現在問題視されている「パチンコ店」
隣り合わせで座っている事や換気が出来ない環境にある事を考えると、自粛要請以上の対応が必要だとわかる。
ウイルスの交換会をやっているようなものだ!!
PCR検査数が少なすぎる
日本は他国と違い、医療崩壊を招かないためにも、発熱4日以上など医師が必要と判断したときのみ、PCR検査を実施できる愚策をとった。
しかも濃厚接触者の特定についても、先日まではPCR陽性と判断された以降の接触者が対象となっていた。
少しでも生物学や生化学を学んだ人ならおかしいと思うはずだ。
陽性だとわかったときには、それまでにウイルスを拡散しているはず。
どこまで遡るかはデータがないので明確には言えないが、
当初から数日前からの接触者もPCR検査対象とすべきだったと当初から思っていた。
誰がこの基準を思いついたのだろう?
韓国のように、少しでも健康に不安がある人は、PCR検査を積極的に実施できる体制を取れなかった事が、日本では新型コロナ感染の長期化を生み出している。
ほとんどの感染者の感染源が不明なのは、PCR検査の対象とならなかったり、PCR検査を受けさせてもらえなかった人の中に感染者がいて、それぞれが2.5人に感染を拡大しているからだ。
多分に、普通に生活している我々の多くがすでに感染し、無症状のまま日常を過ごしていると考えた方が良さそうだ。
コロナウイルスと「共存」かな
近所の公園を散歩すると、平日なのに学生が数十人でラグビーやサッカーをやったり、子どもたちが一か所に集まり、雑談に花を咲かせている風景が日常となってしまった。
ここでも、子ども同士でウイルスの交換会を行い、自宅に帰り家族に感染しているパターンが発生している。
子どもたちのストレスも限界を超えているだろう。
なので、公園の封鎖はやり過ぎだが、集団で遊ばない工夫を考えるべきだ。
京大に中山教授は
新型コロナとは「闘い」から「共存」を目指すべき
とコメントしている。
既存の医薬品である「アラガン」などで治療効果が認めれてきた。
そのため、数カ月で、ある程度落ち着くかもしれない。
その後は第2波、第3波が押し寄せてくる。
完全収束のための「ワクチン」や「治療薬」が開発されるまで”年単位がかかるだろうから、「共存」が正しい気もする。
はげみになります