アメリカGDP32%減でV字回復はもうありえない!U字もしくはL字回復だね!!日本に景気拡大があった?
米商務省が、4月~6月期のGDPを年間換算で32.9%減と発表しましたね。
これが意味する事は何だろう?
【もくじ】
GDPが大きく低下したのはわかるけど
新型コロナの影響により、日本に限らず全世界で経済活動がほぼ停止している状態。
そのため米国ではGDPが32%減少したっていうけど、そのインパクトがイメージできないよね。
そこで、リーマンシヨックと比較したらわかり易かった。
出典:JIJI.COM
10年前ほどに世界を震撼させた「リーマンショック」、これは記憶に新しい。
資産の三分の二近くが目減りした体験を持つ私は、いかに株式投資が心臓に悪いか嫌なほど経験させられた。
今でも、4ケタの含む損の数字がしっかり脳裏に刻み付けられている。
思い出すと、心臓がチクッと痛い。
その「リーマンショック」、GDPは最大8%の下落だったんだ。
それじゃ、あの有名な「世界大恐慌」はどれくらいかと言うと、GDPを13%も下落させている。
並べて比べてみよう!
世界大恐慌 12.9%
リーマンショック 8.4%
新型コロナショック 32.9%
過去のイベントと比べてもGDPの下げ方が突出しているね。
「リーマンショック」の4倍、「世界大恐慌」の3倍近くGDPが低下!
この数字を見せられると、数カ月で経済が元通りに戻るとは誰も言わないね。
NYダウの株価は夏までに感染者増加に歯止めがかかり、感染者は減少する想定で上昇していた。
そのため夏以降はV字回復が期待され、株価は新型コロナショック前まで回復してきた。
実態は、未だに新型コロナ感染者の増加が続いている。
頼みのワクチンは秋以降になる事から、投資家はU字回復、ワーストシナリオではL字回復になりかねないと気づき始めているね。
NYダウはしばらくは下落するような気がする!
アベノ景気は見せかけだったと思う
今回の景気回復(アベノ景気)が71カ月もあったというけど、何のこと?
景気、18年11月から後退へ 拡大71カ月、戦後最長に届かず:東京新聞 TOKYO Web
2012年に景気回復が始まったらしいけど、”実感のない景気回復”と言われ続けていたね。
確かに一部の投資家はこの間、株式投資で資産を増やした人はいるけど。
景気回復の実感はないけど
私は5年ほど前、日銀が紙幣を刷りまくり、ETFを買う事で株価上昇を支えている間に、全ての株式を現金化した。
おかげてセミリタイアできたので、恩恵は享受したのかも知れないけど生活が豊かになったと思った事は一度もない。
政府は今年2月まで、「景気は穏やかに回復している」と見解発表していたけど、そうじゃなかった。
専門家は2018年10月が景気の山だったとまとめている。
このことからわかるように、政府が恣意的に真実をゆがめている。
人気取りのために操作していたという事でしょうかね。
”8000万枚のアベノマスク追加”にしても、現場から”いらない!!”と嫌われるまで間違った税金投入を止めなかった。
坊ちゃん総理には国民の私生活はわからないみたいだ。
失業者は既に4万人
コロナ失職者が既に4万人を超えている。
コロナ失職者を含め全体では既に200万人を超えているのはないだろうか?
新型コロナ:失業者200万人に迫る 5月、リーマン後以来の増加幅: 日本経済新聞
感染拡大が続く中、東京都は居酒屋の営業を夜10時までと決定した。
また、自粛モードに戻るようだね。
ピンポイントで拡大阻止をしなければならない時期に、新宿や池袋の繁華街で決定的な対策を行えないかったから、既に家族や職場感染も拡大している。
おそらく「外出禁止」までしなければ、このまま拡大増加に歯止めはかけられないよね。
梅雨が明ければ、来週のは1人「ソロキャンプ」へ行く予定。
人と接触しない旅でリフレッシュを楽しみます。
はげみになります