JTBは6500人削減!旅行業界のコロナリストラが本格的始まった!他業界もすでに経営は限界だろう
昨日の新型コロナ感染者数は2426人、過去最多を更新。
GoToキャンペーンの見直しが始まったけど、今後の感染者が更に増えるのは火を見るよりも明らか。
旅行は自粛するしかなく、ついにJTBが6500人の首切りを決定。
コロナ禍でリストラ加速=人員・店舗を縮小―旅行大手 | 乗りものニュース
6500人はこれからどう生活するの?
JTBは全体の2割のあたる6500人のリストラ。
元々、旅行業界はweb予約が主流となったため、店舗削減はコロナ前から計画はしていたみたい。
しかし
コロナの影響で、否応なしにこの時期にリストラの実行するしかなくなったのが実情のようだ。
定年退職・早期退職・新卒採用見合わせで6500人を減らす予定。
被害を被るのは、新卒で就職できない人と肩たたきされる社員。
セミリタイアを考えて資金や事業準備をしていた人もいたはず。
その人にとっては退職金の上乗せがあるだろうから、有難いに違いない。
問題は、定年まで会社に世話になる(しがみ付く)つもりで働いている人。
多分貯蓄もほとんどないだろう。
いつ肩をたたかれるか、ビクビクして毎日を過ごす事になる。
他の業界で現在より低賃金でも職が見つかれば良いが、50才を超えると再就職も簡単ではないだろう。
家族をどう養うか、今悩んでいる人が多いと思う。
仮に運よく残れたとして、冬のボーナスはカットされる事が決まっているので家計は苦しくなる。
来年以降の給与やボーナスも覚悟する必要もある。
JTB以外にも
旅行業界だけを見ても、JTB以外に近畿日本ツーリストが1/3の社員のリストラを決定した。
HISも同規模でリストラを断行する事を決定。
特に高齢者は店舗で旅行の手続きをしている人が多い。
これからは高齢者もwebで予約しないといけない時代になったんだ。
私も海外旅行は店舗で情報をもらって決めるタイプ。
店舗が無くなるのは非常に残念に思う。
他業界は大丈夫?
コロナ関連で業績が如実に低迷しているのは旅行業界やアパレル業界。
人間は、コロナだろうが何だろうが「食べる」を止めるわけにはいかない。
「食べる」に関わらない業界のほとんどで、今後リストラの可能性があるだろう。
航空会社ではANAが3500人の人員削減を発表したのは記憶に新しい。
アパレルではレナウンが従業員の1/3をリストラ発表。
日立金属は3200人のリストラ。
年末から年明けにかけて、コロナ感染者数は増えるだろう。
限界に達した会社から、リストラや倒産を迎える事になる。
ワクチンの承認が待ち遠しい!
はげみになります