コロナワクチンのアナフィラキシーはインフルエンザの10倍!日本の接種が始まるまで注意して見守りたい
昨年12月8日に新型コロナワクチンの接種がイギリスではじまり、アメリカや欧州で次々とワクチン接種が開始されています。
これまでに、のべ300万人以上が接種したようです。
日本では2月末から
高齢者や医療従事者を優先してコロナワクチンの接種が始まる予定ですね。
気になるのは副作用
ワクチンの場合、接種部位の痛みやかゆみ、発疹などがでたりします。
怖いはアレルギー
中でもアナフィラキシーショックは命に係わるため、薬物や食物のアレルギーがある人は接種をためらう人もいるでしょう。
アメリカのCDC(疾病対策センター)が新型コロナワクチンの副作用やアナフィラキシーショックについて公表しています。
インフルワクチンの10倍
1月6日の発表です。
この時点で、わかっている人数だけで
イギリスで2人
アメリカで21人
コロナワクチン接種後にアナフィラキシーと呼ばれる激しいアレルギー反応を示したようです。
イギリスでは、1月3日までに129万6432人が1回目を接種
アメリカでは12月23日までに189万3360万人が接種しています。
アメリカでは接種した、189万3360万回の接種で21件ですので
100万回で11件の割合となります。
CDCの情報によると
インフルエンザワクチンの接種ではアナフィラキシーの症状が出る割合は
100万回あたり1.3件。
新型コロナウイルスのワクチンでは
およそ10倍もアナフィラキシーの頻度が高い事になりますね。
(CDCの担当者は、それでも極めてまれで、非常に安全なワクチンとコメント)
アナフィラキシーの程度は?
どんな人がアナフィラキシーショックを起こすか?
▼年齢は27歳から60歳までで、中央値は40歳
▼90%が女性
▼地域的な偏りはない
▼71%(15人)が15分以内、
▼14%(3人)が15分から30分、
▼14%(3人)が30分以上(最も遅い人は2時間半後)
これまでに接種後のアナフィラキシーによる死亡例は報告なし
はげみになります