『まん防』と『緊急事態宣言』の違いって何?そもそも効果の期待できない対策ですけど!
4月5日から
大阪・兵庫・宮城で『まん防=まん延防止等重点措置』が適応されましたね。
尾身会長が『まん防』と口にすると、あの人柄もありどうしても優しく聞こえます。
魚のマンボウを連想させることもあり、非常事態としては緊張感がなく適切でないとして取りやめましたね。
それはそれとして
そもそも『まん防』と『緊急事態宣言』の違って何ですか?
新聞は見る方ですが、私には理解できません。
ご存じでしたか?
『まん防』と『緊急事態宣言』の違い
比較表がありました。
(出典:NHK)
適応するステージが違い、『まん防』は『緊急事態宣言』の一歩手前の措置という感じですね。
『緊急事態宣言』は都道府県単位で発令。
『まん防』は対象の都道府県の知事が、市区町村など特定の地域を限定するようです。
変わった事は?
該当する府県では、夜9時までとしている営業時間を夜8時にしています。
罰金について(時短営業要請を拒否した場合)
・緊急事態宣言 30万円
・まん防 20万円
このようになっていますね。
この違いで、どれだけ効果が期待できるのですか?
正直、私には理解できない
何かおかしくないですか?
そもそも『緊急事態宣言』を特定の県に出せば、府県の知事が支持をだせるのなら『まん防』と同じ事のように思えますが。
飲食店の営業時間や罰金額が違うとはいえ、ほぼ同じですよね。
気づかれた方もいると思いますが、政治家の企みがあるようです。
政府の狙いが何?
ずばり、オリンピックだと言われています(朝日新聞でも指摘していたいましたね)。
国としては”GO”以外の選択肢はありません。
是が非でも開催し、国際的にアピールをしたい。
そのためには
・新型コロナを抑え込んだと見せかける必要があります
・国民から開催中止の声が上がらないようにしなければならない
枝野さん(立憲民主党)が言うように、本来なら『緊急事態宣言』は再々延長されるべきでした。
それでも、『緊急事態宣言』が持続されると、時間の経過とともに
オリンピックをやってる場合じゃないのでは??
この思想感が国民に芽生えますよね。
それを回避する手段が『まん防』なんですね。
そもそも、『緊急事態宣言』とほぼ変わらない政策ですが、言葉を変える事で誤魔化しを謀ったということだと考えます。
『まん防』にせよ『緊急事態宣言』にせよ
早ければ、今月下旬には関東の都市圏も大阪と同じ感染状況になるでしょうね。
『緊急事態宣言』を出すのでしょうか?
自粛疲れで、我慢しきれない人たちは宣言前と同じように街に繰り出し
刹那主義的に過去の生活を満喫することでしょう。
尾身会長のアドバイスを無視するじいちゃん総理
緊急事態宣言下も含めて繁華街に行くことがなくなりました。
メディアを介して映像を見ると、解除される以前から若者が「カラオケ」を楽しんだり、サラリーマンが憂さ晴らしに「飲食店」で騒ぎ、閉店以降は公園で缶ビールを交わし合っている光景が映し出されていました。
それが、1時間営業時間を少なくしたことで感染者は少なくなるとは想像できません。
昨年の年末、尾身会長は 『緊急事態宣言』の早期発令を求めましたが、菅さんは無視しました。
ワクチン開発の遅れにワクチンの供給手配の遅れ
(先進国でビリです)
その状況下で感染拡大を抑制するには何が必要かと考えると
ロックダウン
選択はこれしかないでしょう。
2週間以上、日用品のお店以外は全て閉店させ(補償付き)感染者をゼロにするくらいの事を判断できない限り、ダラダラと感染者が増え続けると思います。
尾身さんを緊急時の責任者とし、手当や補償については政府が対応する仕組みを作れると良いのですが。
はげみになります