セミリタイアして思った事・気づいた事

2019年、54才でセミリタイア。人生を考えたり、四季の移ろいで感じた事を綴っていきます。

サッカー、中田英寿の逸話:負けた罰で走るなら・・・

先日、朝日新聞(紙面)で読んで感銘を受けたので紹介します。

中田英寿

誰でも知ってる、元プロサッカー選手。

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ワールドカップ敗戦後、芝の上で仰向けのまましばらく動かなかったのは有名な話。

その後

自分探しの旅をし、現在は日本酒を世界に発信する事業もされています。

日本酒にたどり着くまでは日本中を旅し、時には農家に教えを請うた事もあるという話も本当のようです。

さて、ここでは

中田英寿が中学生時代の逸話です。

www.asahi.com

この記事では佳境に入り前に終わっていますので、そこをお話ししますね。

中田英寿甲府北中サッカー部の部員だったころの話です。

当時の監督で、現在は日本サッカー協会のキッズプロジェクトリーダーをしている皆川さんが”中田英寿に教えてもらった事”として寄稿しています。

 

練習試合でコテンパンに負け、腹の立った皆川監督は

部員に「ダッシュ50本」を命じました。

みんなが走り始めても、1人立ったままの中学生がいました。

それが、中田英寿

「なぜ走らないのか!」

そう怒ると、こう言ったそうです。

試合に負けた罰として走るのなら

監督であるあなたにも責任がある、一緒に走ってください!!

 

言えますか?

皆川監督は頭をガツーンと殴られた気がしたと話しています。

何も言葉が返せず、一緒に50本のダッシュをしたと話しています。

 

 

間違っている事、理不尽な事で納得いかなければ従わない

子どもの頃から、自分の考え方や生きる姿勢が出来上がっていたんですね。

 

仮にそこに中学生の私がいたら、言われた通りダッシュしていた事でしょう。

先生には逆らえない、そういうものだと勝手に決め込んでいましたから。

 

私が自分の生き方を変えようとしたのは40才過ぎてから。

自分の中に、筋の通った考え方を早く持つこと

とても大事ですね。

流されない、そんな生き方が中田英寿という人物を作り上げました。

 

今でこそ、自分の考えや倫理観で話をしている私ですが、もっと早く到達する訓練をすべきだったかも知れません。

皆さん、自分の思いやその考え

相手を怖がらず、面と向かって話せますか?

 

 

はげみになります


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