台風19号により21の河川決壊!AIを活用し決壊場所を事前に特定できないの?
台風19号は10月12日に去ったものの、15日になっても各被災地の河川決壊の状況報道やインフラの復旧進捗、ブルーシート配布の案内などがラジオから1日中流れている。
11県で35人の死亡が確認され、17人の行方が未だに不明らしい。
残念だけど、ラグビーのワールドカップの1次リーグ通過を喜んでいる場合ではない!
台風19号 全国21河川で決壊 35人死亡 17人不明|社会・話題|上毛新聞ニュース
長野をみてみると
長野県に限っても、千曲川など全国21河川の24カ所で堤防が決壊し、住宅地などをのみ込む大規模な洪水被害が発生している。
県人口の3割以上、68万4千人を対象に避難指示や勧告などが出されたようだ。
異常の域を超えた災害になってしまった!
AIはどこまで河川を把握できているのか?
流量、現地調査不要なレーダー雨量、潮位、ダム、融雪等の影響因子を反映したAIモデルの構築ができるようだ。
それによって、リアルタイム予測が可能らしい。
でも、
台風19号でAIを活用して”被害を未然に防いだ”とは聞いてないけど。
AIを使って
流量がAIで把握できるのなら、
・雨量別の川の流量モデルの構築
・最大流量時の決壊場所の特定
⇒
特定された決壊場所の補強、場合によっては住民への強制的転居指示
ができないのだろうか?
命の方が大事でしょうから、転居費用の一部も自治体等で負担することも必要かも。
人工知能(AI)と言うけど
多分、もっと多くの因子を情報として統合しないとAIは分析できないんだとは思う。
今回、決壊する場所がわかっていたとしたら、台風19号の河川決壊はある意味人災とも言える。
せっかくの人工知能、商売だけの活用せず、もっと人の命を守るために貢献できる使い方を国は考えてほしい。
励みになります。