1日の生活費は677円!貧困世帯の話じゃなく私大生のリアルな姿です
4月にセミリタイアして、1日の食費(ビール代込み)を1000円以内に抑えるのに苦しんでいます。
スーパーに入り、ついでにちょっとしたツマミなんぞに手を出したら最後、1食で1000円を軽く超えてします。
そこで考えだしたのが、お昼ごはんは極力昨日の残り物で済ますこと。
冷ご飯にお味噌汁、それに昨晩の残り物エトセトラで十分ですし、これで1食分小遣いが浮きます。
さて、
先日、各社より2018年度の私大生の1日の生活費が公表されました。
その費用は677円。1食ではありませんよ。
景気回復したって政府は言っているよ!
2018年、下宿をしている私立大生への毎月の仕送りは
8万3100円
この30年余りで最低です。
1994年は12万4900円、仕送り費用は年々少なくなっています。
政府の景気回復の発表と矛盾していますが、こちらがリアルな世界でしょう。
生活費どうか。
家賃を除いた生活費は2万3000円です。1日当たりにすると、
677円
になります。栄養のある食材を確保できますか?
驚くなかれ!
私大生をもつ貧困世帯の話かと疑いたくなりますが、平均年収は939万。
高給取りのお子様の話なんです。
実感がないのでこんな風に書いてしましますが、
アベノミクスなどど呼ばれる景気刺激策で、家庭の収入は僅かでも増えたといわれています。
これだけの収入の家庭でも、子供の生活費は1日700円にも満たない事が問題ですよね。
現在のサラリーマンの平均給与は432万円です。
てことは、平均的な家庭の子供が大学に入る事は経済的なハードルが高すぎます。
金持ちの子供だけが高学歴を手にすることになりませんか?
努力するにも限界がありますよ。
学生はどう乗り切るのか?
そこで、子供たちは、親からの仕送りはほぼ家賃で消えてゆくため、バイトに精を出す事になります。
オレオレ詐欺でも、逮捕された“受け子”が学生だった話もありました。
消費税を上げたり、サラリーマンからさらに税金を徴収したりするため、給料は増えても教育費に回せない、ここに歪が生じています。
このように社会の暗闇に少しずつ手を染める子供たちが増えてくるのではないでしょうか?
将来は、学生支援の事業を何とかして手掛けたいと考えています。
しっかりしたプランを練らないといけません。