2060年、年金はどの世帯でも現在より3割少なくなるって?自助努力は必須だわ!
学生が自分たちが将来もらえる年金を算出したら、色々考えさせられたという記事です。
【きじ】
世帯形態別でも年金の減少率は同じ
2019年の平均的な夫婦世帯の年金受給額、月に約21万円です。
今後はさらに減る事はどの世代も理解しているでしょう。
20代であれば、さらに年金の受給額は少なくなり、そもそも保険料を支払う気にもならないと思います。
これから年金を納める若い世代の立場で、この年金問題を考えてみましょう!
この報告では、「会社員と専業主婦」以外のモデルについても検討しています。
・共働き
・単身世帯
・所得別
合わせて、今後増える医療や介護保険料も加味して、それぞれの年金受給額の見通しを示しているので、より信頼できる報告だと思えます。
結果ですが、
どの世帯でも現状より2~3割少なくなる事がわかったようです。
15万円ですよ!
普通に生活はできませんね。
この発表会の意義は、
金額をはじき出した事より、若い世代が年金制度の本質を真剣に考えた事にあります。
年金受給額を知る事、つまり「見える化」により、漠然とした不安から将来の自分の世代モデルを考えた時に、数字として理解できた事は大きな経験だと思います。
人生100年時代に突入し寿命が延びる中、制度が崩壊しない限り年金がもらえる事は心強いと感じたようです。
20代の頃、あなたは年金の額を考えた事ありますか?
私はありません、なんとなくもらえるくらいの認識でしたから。
この報告会では、年金の減少に対する対策も検討しています。
・長く働き保険料の支払い期間を延ばす
・受給を65才より遅らせ受取額を増やす
・iDeCoの利用
iDeCoの活用を考えた事は、お金を運用する上で検討に値すると思います。
ですが、投資信託のため株価が上昇する前提となりますね。
労働所得以外についても視野を広げてほしいです。
私が20代の頃に、「お金」について現在の思考に近いものを身に着けていたら、もっと早くセミリタイアできたと確信しています。
どの時点で、不労所得を手に言える事の重要性を認識するかで、
・40~50代でセミリタイアできる人
・70代まで働かないといけない人
その運命が決定します。
40代であればまだ間に合います。
50代でセミリタイアできます、私のように。
納付者へ説明が足りないよ!
会社員をしてた時の私の感覚と同様に、20才になり保険料の納付を求められた若者は、”納める”ではなく、「取られる」感覚があるようです。
会社員の場合、
嫌でも給料から毎月徴収されているから、国に「取られている」感はぬぐい切れないはずです。
この報告にもありますが、
・保険料がどう使われているのか十分な説明がない
・年金制度は”自分の保険料を積み立てる”から”不足分は後代の負担”になっていた
国の説明の少なさに疑問を呈しています。
我々はもっと年金制度の在り方に注力してみていかないと、問題の先送りをしている限り、子どもやその先の人たちに全て負担させる制度になってしまっている。
現在の受給者も負担してもらう(受給額の一律減額)も検討すべきだと考えます。
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行政と当事者との話し合いが必要
これまでの年金制度は、行政や年金の専門家から一方的に年金制度の変更を伝えられるだけでした。
その前に、将来の受給者である若い世代と意見を交換する場が必要でしょう。
そもそも、年金制度がおかしくなったのは政府の施策の失敗や見通しの甘さです。
その当事者は既に高齢ですので、将来の年金を真剣に考えるとは思えません。
年金については、現在の受給者と将来の受給者(50代)と若い世代で検討し、
それぞれが妥協できるものに変えていく必要があると思います。
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