2月中旬からのワクチン接種、変異株に効果あるワクチンを誰もが打ちたい!調べてみましたが・・・
主要七か国(G7)で最後の接種開始国という、不名誉を頂いた残念なお国「日本」
それは置いといて、接種を受ける前提で思うのは効果や副作用の発現。
アフリカでは今月から予定していたアストラゼネカワクチンの接種を見送る事を決定しましたね。
それは、アフリカで発見された変異株への効果が期待できない科学的な研究結果が発表されたから。
日本はどうするのか?
【きじ】
国内のワクチン承認申請状況
ファイザー製のワクチン
今月、2月半ばには強引に承認されるでしょう。
FDAやEUで承認されているのでもっと早くできないものなのか?
そっちが疑問です。
足りないのは日本人でも同様の効果が認められるかだけだったはず。
承認プロセスが理解しづらい。
アストラゼネカ製ワクチン
今月5日に承認申請ずみ。
ファイザーを例に倣うと、4月上旬には承認されるでしょう。
モデルナ性ワクチン
6月には承認され供給する予定のようです。
その他のワクチン
武田薬品がノババックスが開発した新型コロナウイルスワクチンの臨床試験を今月スタートします。
年後半に供給される予定です。
そのほかにも、国内開発ワクチンなども臨床試験中です。
ファイザー製とアストラゼネカ製とモデルナ製の3つのワクチンが、まずは接種対象者に配分されます。
コロナ変異株へのワクチンの効果
当初はファイザー製やモデルナ性のワクチンは95%前後の有効性が期待できる事に驚きを覚え、コロナ収束の切符を手に入れた気持ちになったと思います。
しかし・・・
最近様々な変異株が多く見つかり、冒頭で説明したように南アフリカへ株に対してはアストラゼネカ製の効果は限定的である発表がありました。
変異株に対するワクチンの効果をざっくりまとめると☟
(出典:yahoo news)
概ね、変異株にたいしては
現在のワクチンでは効果が減少し、再感染する可能性が高いようですね。
試験結果をみると
・ジョンソン・エンド・ジョンソン開発する新型コロナワクチンの第3相結果
アメリカ合衆国試験結果は 72%
南アフリカ共和国では 57%
・Novavax社のコロナワクチン第3相結果
・従来の新型コロナウイルスには 95.6%
・南アフリカ変異株には 60%
どちらの試験でも、変異株が問題視されている南アフリカでは効果が低くなっています。
集団免疫達成も再感染しているブラジル
アマゾン流域のマナウスという街では、76%がコロナに感染したとみられていました。
集団免疫が達成された事になり、感染は収束するはずでした。
しかし
その後に2回目の大規模な流行が発生。
調べるとこのブラジルの変異株P.1はE484Kという変異をもっています。
一方
南アフリカ共和国の変異株501Y.V2も同様にE484K変異を持っています。
イギリスの変異株VOC 202012/01からも南アフリカ変異株とブラジル変異株と同じE484Kが確認されています。
つまり
E484K変異をもった変異株に対しては、現在のワクチンの効果は弱いようです。
アストラゼネカは今秋までに変異株に対するワクチンを完成すると報道していますが、臨床試験も必要でしょうし、特例措置がない限り随分あとの話ではないかと個人的には考えます。
ファイザーやモデルナも同様に、ワクチンのヴァージョンアップを始めています。
新型コロナワクチン、変異株との闘い | AnswersNews
ちなみに
ファイザーワクチンですが南アフリカの変異株に対して、中間報告として僅かに有効性が低下するだけとしています。
ファイザー製ワクチン、南アの変異株でも有効性 同社が試験 | ロイター
完成した頃には新たな変異株と変異が流行しているでしょうから、長いイタチごっこになりそうです。
まとめてみると
すでに
ブラジルの変異株P.1も、イギリスの変異株VOC 202012/01も日本で確認されています。
しかも感染率が高いため、これから拡大する事が懸念されます。
日本で接種が始まるファイザー製とアストラゼネカ製のワクチンはともに、有効率95%は期待できそうにはないです。
改良型のワクチンを待つと1年以上遅れるでしょうし、ウイルスの変異は頻繁に起きているので
いつまでも接種できない=新型コロナに感染する
となります。
接種を希望する人は可能なワクチンをまずは受けて、感染率が下がった事でわずかでも安堵感を覚えた方が得策かもしれません。
私は接種予定ですので、頻繁に情報を調べて行きたいと思います。
できれば自分の選択したワクチンを打ちたいですけど。
厚労省のHPでは「変異株への効果も紹介します」とだけで大した事紹介されていません。
せめて私が紹介した程度の内容であれば、メディアから調査できるので最新情報をアップしてほしいのですが、残念です。
接種がまじかとなり、有効性・安全性情報の提供が少ない事が問題になるでしょうね。
はげみになります