【GW 10連休】楽しかった正社員、食費を抑えた派遣社員
新元号(令和)の皇位継承を祝う目的もあり、2019年のGWは10連休となりましたね。
誰のためを思っての休みだったのか?
国が無理やり休みを作り出し、強引に10日間の休みにした感があります。
さて、この連休で何か支障なかったか?
長い連休のため銀行は休日対応となりました。
事前に主要銀行が発表した事もあり、ATMの108円おしさに4月下旬には口座から必要なお金は前もって引き出していたので、私は全く支障はありませんでした。
視点を時間給で働く派遣労働者や日雇い労働者にフォーカスしてみましょう。
時間給で収入を得る者にとって、この10連休はきついものとなったはず。
例年より月給が少なくなるため、報道では
食費を抑えた
外出を控えた
などでしのいだケースが紹介されていましたね。
派遣労働者はアルバイトが認められているケースが多いようですが、
お子さんを持つ方であれば、保育園は休園とした施設が多いため子供を預ける先がなくアルバイトもできない状況だったようです。
なにかおかしくないですか?
お上は国民のために良かれと思って大型連休を作ったつもりでも、非正規社員にとっても死活問題となったんです!
現在、非正規社員が40%近くとなっているこの国において、お金の困らない政治家たちはこの10連休をのほほんと過ごしただろうけど、多くの国民は悲惨な時間を過ごした事を忘れてはいけない。
電力が余ると原発でなく再生可能エネルギーの供給を停止する事を優先する政治家。
派遣社員の生活はないがしろ、社会的弱者である病人や子供たちが休日の際に通常通り病院に通ったり通園できる受け皿が全く準備できないまま、大型連休を国民に強いる政治には危機感を覚えます。
政治は誰のための行うの?
GW最終の今日1日、政治家たちは考えてほしい。
あなた方はもう十分に休養は取れたはずだから。