サッカーとITについて考えてみた、BtoCビジネスモデルが必要だったんだ!
7月末、
日本製鉄が”鹿島アントラーズ”のオーナー(経営権)をメルカリに譲渡しましたね。
www.businessinsider.jp
昨今の米中摩擦や中東問題で、経営的にアントラーズの維持が難しくなったのか?
経営経験のない我々素人は、浅はかな考えで間違って理解しそうです。
アントラーズの変遷はここでは触れませんが、
ジーコが築き上げた「アントラーズ魂」を簡単に手放すのはなぜなのか、腑に落ちません。
そこで、
サッカーとビジネスについて考えてみました!
【もくじ】
経営資金が枯渇?
ご存じの通り、日本製鉄は売上高6兆円を超える大企業。
一方、アントラーズの売上高は70億円です。
しかもアントラーズは黒字化していますし、今回の売却額は僅か16億円です。
会社の規模から見て、資金問題で手放したわけではないです。
では、なぜ””メルカリ”に手放すのか?
よくよく記事を読むとキーワードが目に飛び込んできました。
「B to B」から「B to C」へ
これが全てを物語っています。
「B to C」にする必要があったわけです。
で、これって何かというと以下の通り。
「B to B」:Business to Businessの略です。
企業(business)からまた一つ企業(business)を経由して消費者に商品やサービスがわたるビジネス形態
「B to C」:Business to Consumerの略です。
企業(business)が一般消費者(Consumer)を対象に行うビジネス形態
つまり、どういう事なの?
日本製鉄は知名度はあります。
けれど「B to B」ビジネスのため消費者からは遠くに位置してします。
そのため、アントラーズを支える資金の提供は出来ても、ファン層を広げたり、消費者を取り込んだ経営規模の発展には限界が出てきます。
そこで、「B to C」ビジネスである”メルカリ”に経営権を譲る事によって、消費者のニーズを的確に取り入れたビジネスを展開できると判断がしたようです。
さいごに
ITは既に子供の世界にも浸透していますね。
このツールを駆使し活用できなければ、会社(今回の場合サッカービジネス)は取り残され、衰退の一途をたどる事になりかねません。
IT起業のノウハウや技術を使い、その将来性を期待して、日本製鉄はアントラーズの経営権を譲ったという事になります。
因みに、
日本製鉄は11%の株式を所有しており、今後もスポンサーとして関与していくようです。
サッカーはビジネスなんだ!
と改めて思います。
個人事業者であれ、サラリーマンであれ、
時代の潮流に乗る事を拒み、 ”俺のやり方でやる!”と頑なにチャレンジを避ける人は、
いずれ、悲しい日を迎える事になります。
私は、時代が求めているものを意識したビジネスをこれからも心掛けたい!
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