セミリタイアして思った事・気づいた事

2019年、54才でセミリタイア。人生を考えたり、四季の移ろいで感じた事を綴っていきます。

あなたの会社でも”妖精”を見かけますか?あなたも”妖精”になる日が来る。

f:id:fukusunosaifu:20191112162531p:plain

言われれば、2年ほど”妖精”と隣席だった事を思い出した。

朝の妖精さん知ってますか 大企業の隅、若手社員悩ます [老後レス時代]:朝日新聞デジタル

 

”妖精”ってなに?

フレックスを使って7時に出社

カードリーダ―を通したら、社員食堂にむかい、

コンビニで調達したご飯でゆっくり朝食

他の社員が出社する9時頃に席に戻ってくる。

その後は、仕事と関係ないメール三昧で時間をつぶし

5時過ぎ、定時になっても帰らず知り合いとおしゃべり

「エア残業」をこなすと、その後は友人と赤ちょうちんへ直行

仕事をやるわけでもなく、お金をもらうがために会社に来る50代後半に人たちを

妖精さんと呼ぶらしい

 

私の見た”妖精”

勤めていた会社で、隣の席に定年まで2年ほどの方がいた。

フレックスはなく、午前9時が始業開始。

この方、9時前にカバンを机に置くまでは普通。

その後 、フワッといなくなり、お昼ごろまで連絡がつかない毎日を送られていた。

食事をとると、5時頃まで、また消息不明となる始末。

昔はバリバリの開発社員だったらしい。

同じチームだったけど、教えてもらう事は何もないから

今日もいないのか

ぐらいにしか気に留めてもいなかった。

その方、定年前に「雇用延長」を申請したが現在の部署では拒否され、

何とか違う部署で再雇用されたようだ。

その後も相変わらず、”妖精さんをしていると聞いている。

再雇用で働く理由を一度、本人に聞いたがある。

年取った親の看病費用が思っていたよりかかるため、定年では辞めらえないと

いったのを覚えている。

 

なぜ”妖精”が多く発生したの?

総務省の統計では、65才以上の高齢者の就業者は

2008年には533万人

2018年には862万人

に増加しているらしい。

就業率は24%以上

4人に1人は65才以上も働いているんだ。

そもそも、これで良いのか疑問に思う。

 

なぜここまで増えているのか?

「老後資金2000万円」もあるでしょう

本当に働きたい人もいるでしょう

紹介した記事では、

娘が大学生でお金がかかるから、もうちょっと働くしかない

と答えていますね。

多くの高齢者は、生活資金のために会社に通っているが本当にところではないでしょうか。

 

皆さんも、身に覚えがあると思いますが

日本の社会では、

若い頃は賃金以上に働き

高齢になったらそのパフォーマンスより高い賃金を手にできます

転職しても、賃金が下がるため、現在の会社に居続ける構図となっているのです。

 

だから、生きがいを見つけないといけない

働きたいから、定年までしっかり仕事をする

なら、

妖精さん”ではないので、立派に社会に会社に貢献されています。

でも、

家にいると奥さんに嫌がられる

とか、

気持ちはわかるけど

仕事らしい事をして、給料がもらえるのなら「将来のお金」の足しにしたい

と”妖精さん”をするのは、人生がもったいないと思う。

 

自分らしく生きる術を身に着けて、早期退職を実現してほしい。

ボットしていると、あなたもそのうち

妖精さんになってしまう。

将来を考えておきましょう。

 

励みになります


セミリタイアランキング