メリークリスマス!サンタクロースが誰かも知らないと「チコちゃん」に叱られる?
この時期、街はきらびやかなイルミネーションで彩られ、クリスマスキャロルが流れ、気分は誰もがクリスマスですね。
サンタクロースが誰かも知らないでずっと楽しんできたけど、起源くらいは知っていないと「チコちゃん」に叱られるかもしれない。
所説あるようですが、夢を持って読んでください。
【もくじ】
「クリスマス」は何のお祭り?
英語の「Christmas」は訳すと「キリスト降誕祭(こうたんさい)」というようです。
キリストの誕生をお祝いするお祭りなんです。
これは知っていましたよ!
キリストの誕生日は12月25日ではないよ
キリストの誕生を祝う日になるけど、キリストの教えである聖書にはキリストの誕生日は記載されていない。
キリストの誕生日は「1月1日」説、「1月6日」説など様々です。
そうなると、クリスマスがなぜ12月25日なのか疑問!
4世紀後半頃には12月25日にクリスマスが祝われるようになっていたようです。
当時のキリスト教が、布教の一つとしてキリストの存在を印象付けるために12月25日に「クリスマス」を始めたのです。
サトゥルナリア祭(12月17~24日)、これはローマの農耕の神サトゥルヌスを崇える祭り。
ブルーマリア祭(12月25日)、これはミトラ教の太陽神ソル・インヴィクトゥスの誕生を祝う祭り。
これらに合わせて、
12月25日に「クリスマス」をするようになったという説が有力です。
サンタクロースって誰?なぜプレゼント?
サンタクロースは
4世紀ごろ、現在のトルコに実在していた聖人(聖ニコラス)がモデルのようです。
そのニコラスが3人の娘を救ったお話がプレゼントの起源になっています。
若き聖ニコラスは、修道院に入る前に財産の処分を考えていました。
そんな中、没落した貴族の上の姉が身売りして、妹達の結婚持参金を作ろうとしていました。
それを知った聖ニコラスは、フードで顔を覆い、誰にもバレないように金貨を靴に投げこみました。
3度目に金貨を投げ込んでいる時、「いったい誰がお金をくれたのだろう」と隠れて見ていた娘の父親にバレてしまいます。
正体は誰にも話さぬよう約束しましたが、その話は広まり、その後語り継がれていきます。
こうして「靴下に贈り物を入れる」という、クリスマスの習慣が生まれたようです。
サンタクロースのどこの人?
サンタクロースの習慣がアメリカに広まった頃、サンタの故郷は北極と考えられるようになります。
そこから北極圏にある「フィンランド」となります。
(強引な気がしますが、そう言われています)
1927年、フィンランド国営放送局が面白い宣言をしています。
ラップランド東部にあるコルヴァトゥントゥリをサンタクロースの正式な住居と決めたのです。
北極で暮らすサンタクロース、イメージし易いですね。
子供が幼い頃の話です
サンタにお手紙を出したい!
3歳の娘におねだりされ、辞書を引きながら英語で手紙を書いた事があります。
夜、娘は枕元にその手紙を置いて寝てしまったので、
12月25日の早朝、子どもの部屋から自分で書いた手紙をこっそり取り出し、その下に英語でお礼の手紙を書きました。
朝、目覚めた娘はサンタから手紙が届いて大喜び!!
その時の瞬間を今でも覚えています。
その娘も、もうじき成人、昔が懐かしい。
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