新型コロナ感染者1000人越え、今頃中国からの入国制限してもキャリアはすでに入り込んでいます
世界の新型コロナウイルス感染者は10万人を超えました(3月6日時点)。
日本は1157人(国内で見つかった感染者に限ると313人←こちらが発生数)。
ようやく、安倍さんが中国からの入国制限を実施しましたが、
なぜ今頃なの?
【きじ】
ここにきて中国と韓国からの入国制限
3月6日現在
中国の新型コロナウイルス感染者数は8万651人、
韓国の感染者数は7041人です。
(出所:朝日新聞 朝刊)
この両国からの入国制限は誰しもが当たり前と思っているでしょうが、判断時期が遅すぎだったと非難が絶えませんね。
すでに中国では、武漢を除き新規感染者は減少フェーズに入ったと聞きます。
中国に対する日米の対策の違いはどうだったでしょう。
日本
その後、対象を浙江省に広げました。
米国
中国全土からの入国禁止を発動 2月上旬
中国国内で生産する「国内メーカー」や「その人たちへの扱い」や影響を考えたのでしょう。
それまでは感染者は皆無(すでに入国した中国人から感染者していた人はいます)だった時点で、武漢の感染状況から即刻中国全土からの入国を禁止とすべきでした。
中国に忖度する必要もなく、既得権益のからまない中立的な私はそう考えました。
たぶん、多くの国民がそう思ったでしょうね。
3月5日
ようやく中国からの入国に制限を設けましたが、ウイルスキャリアの中国人はかなり入り込んでしまっています。
彼らからの感染者の発生が今後も影響するので、これから2週間の新規感染者数の動向を見極める必要があります。
かりに2月初旬にこの決定をだしていれば、現在の患者数(313人)は数分の一だったでしょうし、一斉休校の必要でなかったはずです。
いつも外部からの目を気にする安倍さん、そこはトランプ氏を見習う必要があります。
アメリカファースト!を掲げるトランプ氏のこの判断だけは的確でした。
働き方ターニングポイント
新型コロナウイルス感染の増加抑制の一環で、在宅勤務や時短勤務、時差出勤が実施されていますね。
昨年まで勤めていた会社はどうだろうと同僚に尋ねてみると、あの会社(古い体質の会社)が在宅勤務を実施していると知りビックリしました。
大企業にも関わらず(部署にもよりますが)、朝は30分前には出社が当たり前でフレックスタイム制すら検討しない会社でした。
その会社が在宅勤務をしている事は、新型コロナウイルスを機に働き方が大きく変わるターニングポイントになったと、後世では言われると感じます。
工場勤務をのぞき、パソコンとスマホを持っていれば、多少資料の確認は不便でも仕事は自宅でも可能ですし、今回の経験で多くの会社が気づくように思います。
改善者数がわからないから恐怖を覚える
テレビ報道を見ていて常に思うこと。
感染者数だけを一方的に見せられていますよね。
累積患者数で示されるため、毎日感染者数は増えていて恐怖しか覚えない。
その方がメディアとしては視聴者の興味を引き、視聴率を上げられるからでしょうね。
でも、本当の報道とは
①感染者数(総数)
以外に
②新規感染者数の推移
③退院数(改善者数)
を少なくとも示すべきです。
多くのメディアは①だけです。
パンデミックになるのかどうか、全国の休校やサッカーやライブなど各種イベント自粛の効果を知るには②が必要ですよね。
そして、
今治療を受けている患者数は①から③を引いた数で、この数が少なくなると収束に向かい始めているとわかり、情報を一方的に見せられている我々は安堵を覚えることにつながります。
因みに、現在の感染者1157人ですが
退院した人は310人以上です。
30%以上の人がすでに回復しています。
これが、不安だけをあおらない正しい情報です。
報道のありかたも視聴率中心から視聴者目線で考えてもらいたいものです。
はげみにしています