セミリタイアして思った事・気づいた事

2019年、54才でセミリタイア。人生を考えたり、四季の移ろいで感じた事を綴っていきます。

豪雨被災地応援の香川県の保健士、実はコロナに陽性だった!!コロナ・天災対策に加え、人災対策も求められる時世

 

例年であれば、

香川県保健士、県の要請を受け被災地熊本で大活躍!

という見出しだっただろう。

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残念なことに、良かれとやった行為が被災者に更に苦難を与える事になってしまった。

根源は新型コロナ

www3.nhk.or.jp

 

保健士の被災地での行動

香川県から7月8日から12日の間、熊本県人吉市多良木町で避難者の健康相談を担当していたようだ。

13日帰郷後、PCR検査を実施したところ陽性が判明

(濃厚接触した同県職員では陽性は確認されていない)

避難者と15分以上の接触はないと報告されているが、そもそも被災地で体温測定段ボールベットの設置業務を担っている。

これらの行為は手袋はしていないだろうから、ウイルスをばら撒いているね。

(余談だけど、15分の縛りは未だに疑問。2メートルほど距離をおいて飛沫が飛べば数秒でウイルス感染するので意味を持たないはず)

接触した可能性のある人は400名以上になるらしい。

 

出発前にPCRしていなかった?

なぜ帰郷後にPCRを実施する事になったのか、香川県の説明は今のところない。

予定していた職員のPCR検査がその日だったのなら、理解できる。

が、

推測だが、県を代表して被災地応援に行ってくれた大事な県民。

被災地で新型コロナに感染していない事を確認するつもりで測定したのなら、本末転倒だよね。

被災者に迷惑を、新たな災害をもたらさないよう派遣前にPCR検査を行う事が派遣元である県のスタンスであるべき。

もしそうだとしたら、香川県の姿勢は人災であり、熊本の被災者に対し甚大な被害を加えた事を詫びる必要がある。

 

憎きはコロナ!

冒頭で話したように、新型コロナが蔓延していなければ被災地の方々の健康問題に尽力いただいた保健士に感謝で終わっただろうに。

 

ここ1週間、都内に限らず各県で新たな感染者やクラスタが見つかっている。

”GOTOキャンペーン”を展開する事が決まったが、この経済活性化策はとなるだろう。

もう一度、特定の地域のキャバクラやホストクラブの自粛要請や指示をだし、抑え込む必要があったはず。

 

埼玉、千葉、神奈川から多くの会社員が都内で働いている。

夜、お父さんがキャバクラでウイルス感染。

自宅に帰り家族にウイルス拡散。

家族が学校や職場でウイルス拡散。

この経路が完成してしまった。

すでに市中感染が広まりつつなる。

 

”GOTOキャンペーン”は市中感染を加速化させる事になる事を危惧する。

 

キャンペーンLP ※期間中限定

 


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