セミリタイアして思った事・気づいた事

2019年、54才でセミリタイア。人生を考えたり、四季の移ろいで感じた事を綴っていきます。

コロナワクチン、ロシアでは優先接種を考える必要はない、だって接種拒否52%だから

今月、世界で初めてとなる新型コロナワクチンがロシアで承認された事に驚いた人が多いはず。

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でも

安全性も有効性試験も終わっていないため、国民の半数以上はワクチン接種を希望していない

news.yahoo.co.jp

【もくじ】

 

なぜロシアは承認したの?

30年間、医療用医薬品の開発に関わったものとして、ロシアの稚拙な新型コロナワクチンの承認には驚く。

臨床試験は、安全性やその効果を確認したり、また期待する有効性が得られるかを大規模で実施するため、第1相、2相、3相の試験を実施しないといけない。

ロシアでは、どうやらこの1相試験で承認しているみたい。

数十人の健常な人では重篤な有害事象が見られなかったのだろうけど、日本をはじめ世界ではありえないし、この時点で全く未知のワクチンに過ぎない。

国民の52%が接種を拒否、うなづける。

そのロシア、コロナワクチン「スプートニクV」を承認したのは単に世界で初めてのワクチン開発としたかっただけだろう。

ロシアは感染者が多いし。

 

それとも国の威厳?

でも

効果どころか安全なものであるかもわからない状態で承認しちゃいけない。

 

ワクチンの開発状況

じゃ、世界の新型コロナワクチン開発はどこまで進んでいるんだろう。

世界のワクチン開発状況を見ると、ようやく3相試験が始まったところみたい。

一番先頭はイギリスだね。

イギリスのオックスフォード大学とアストラゼネカはイギリスで3相試験中。

アメリカでは、モデルナが7月末に2相・3相を同時にスタートしている。

ビオンテックと米ファイザー2相・3相を同時スタートしている。

中国では、中国のシノバックやシノファーム3相試験をスタートしている。

 

日本は?

阪大とアンジェスが共同開発するDNAワクチン「AG0301-COVID19」が6月末からP1/2試験(1相試験と2相試験を同時)が始まったところ。

わずか30例なのでもう終わっているはず。

だけど、何ら結果報告がない。

解析中なのか、うまくいかなかったかのどちらかだね。

  

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ワクチンは間に合わない?

 日本では国内の開発が遅い事から、海外のワクチン開発メーカーからワクチンの優先供給の契約をしている。

来年になるけど、皆がワクチンをしてもらうわけではない。

まずは

医療従事者・重症化リスクの高い高齢者・持病を持つ患者優先だろうね。

それ以外がワクチンの取り合いになる。

過去にもインフルエンザワクチンで、優先順位を無視して、お金でワクチンを買う(裏ワクチン)が横行したようだ。

金持ちが優先されるだろうね。

 

最近、ニュースで感染者数を聞いてもあまり興味を持てない。

来年の今ごろは多くの人で陽性(抗体保持者)になっているだろうから、ワクチンが出来ても必要ない人が大勢いる気がするけど。

 

 

 

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